2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
アメリカの人気書店「パウエルズ・シティー・オブ・ブックス」が出した、書店の香りがする香水の名前 その書店は全然存じ上げないけれど、書物の迷宮や秘密の書庫、古代の巻物、哲人王ががぶ飲みしたコニャックを思い起こさせるとしているらしい。 哲学王っ…
勉強合宿というものがあった 中学2,3年の夏、高校受験に向けた夏期講習の 確か終わりのほうだったと思う まず朝9:00-21:00とか、12時間ぶっ続けで夏期講習に通う これを1週間ほど続けて 後半の1日で 夜通しの講習日がある。 これは特別なもので、勉強や小テ…
あつい。 それにしたって暑い。 心の準備ができていないのに、気温と湿度がぐんぐん上がっている。 今年はもう来ないのかと思っていた梅雨が、来たというニュースを見た金曜日の、次の月曜日。 紫陽花や、空気の匂いから漂う雰囲気から なんとなくくるだろう…
梅雨の匂い 雨が降ったあとの 夜、いつもより少し空気が澄んでいるようで 雨が降ったあとは 物理的に実際、そう、みたいなのだけど 難しいことはよくわからなくて ただ、湿気も帯びていて肌に絡みつくような いつもより純度の高い空気が 絡みつく肌を愛おし…
私のベストオブ土曜日は 王様のブランチをみることから始まる。 これについては宗教と言っていいくらい、 できると、理由がなく心が躍って安心する。 放映されている内容がどうこうとか 好きなひとが出ていて、とかでもなく、 なにか決まりで 「王様のブラン…
しごとの頭は箇条書きで のびのびと言葉を選んでいるときとは 頭の、ぐるぐると盛んに動く部分が異なるように思う しごとの中でも、 話の本題ではなく、その周辺の 相手のことを慮ったり ちょっと温度のある言葉をメールに織り交ぜたりするときにつかうとこ…
ほぼほぼメモで きっと、あとから書き直すのだけれども 今日ひさしぶりに 少しだけ人間らしい、勤務後の時間を過ごした際に 友人と話してて言葉になったので、書いておく。 わたしのなかで 「孤独」と「もうおしまいだあ」というきもちは 隣り合って、こころ…
箱根、1.5日目。 青空の下で 朝から温泉に浸かる贅沢と 激しく照りつける太陽に戸惑いつつ (朝の温泉で日光浴びるの、日焼け止めもこれから塗るものだし一糸纏わぬ姿だし、ダイレクト紫外線すぎるけどとんでもない開放感がある) 「良い休日」ができてとても…
私たちはどこへだっていける なんにだってなれる だって私たちには〇〇があるから どこかで聞き覚えのある言葉だけど どこで聞いたか、も なにで聞いたか、も 入っていたであろう〇〇も思い出せないまま 車の助手席で、夜のハイウェイを一定に流れていく低圧…
名前のついてる関係性、 実はあんまり得意じゃない。 恋人、友達、親友、親子 名前のついてる関係、についての話で その関係を結んでいる相手(ひと)は好きだし 相手から大事にされるのもうれしいし 相手から、名前のついた関係性で愛でられるのもうれしい わ…
欠けた部分があるからこそ、人間は愛される 物語でよく目にするけれど 私の欠けていると思う部分はそんなに可愛げのあるものではないと思っている どちらかというと社会のなかで生きるのに 苦労するほうの欠け方だ 苦労するほう と言ってはみたものの よく考…
たべものは 健康を量るのにとても便利だと思う なにを食べたいか自分に聞いてみると 素直に帰ってくるとき 何も帰ってこないとき 何を食べるか考えるのが苦痛なとき それぞれある 何を食べるか考えるのが苦痛なときは危険だ 自分に嫌気が差しているときが多…
雨の帰り道 道中にある場末みたいな一角のお店の窓から いつも通り漏れ出る色とりどりのレーザー光線が アスファルトに散り散りに跳ねていて いつもよりも一層キラキラ光っていて 夜、仕事終わりに飲みに行く この レーザー光線がいっぱいに広がる店内にいる…
羨望、憧れ 嫉妬とまでは言えないけれど、他者と自分の違いを心の底から感じる瞬間 そういうものに定期的に揉まれながら、綱渡、ではないけれども平均台の上を渡るように 仕事と演劇とデザインと生活のあいだで、日々呼吸をしています 揉まれながら、という…